2020年10月24日 (仮訳)コロンビアの北東アンデスのオーク林に産した新規のハラタケ類 Putzke, J. et al., 2020. New citations to the agaricobiota (Fungi – Basidiomycota) in oak forests of the Northeastern Andes of Colombia. Hoehnea. https://www.scielo.br/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S2236-89062020000100224&tlng=en Available at: [Accessed October 24, 2020] 【R3-07806】2020/10/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ コロンビア、ボヤカ県のオーク林においてハラタケ類の調査を実施し、約40点の標本を採集した。 そのうちCampanella elongatisporaなど4種をコロンビア新産種として報告した。 また、その他の種をボヤカ県新産種として報告した。 (ボヤカ県新産種) Campanella aeruginea Singer 【よく似た種との区別】 Campanella keralensis 本種と異なり単子葉植物に生じるという特徴を欠く 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり縁シスチジアがアンプル形でない Campanella aberrans 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なりシスチジアが厚壁でない Campanella caesia 本種と異なり側シスチジアを欠く 本種と異なり縁シスチジアの下部から指状突起が生じる Campanella tristis 本種と異なり柄が偏心生または側生 本種と異なり側シスチジアを欠く Campanella eberhardtii 単子葉植物に生じる 本種と異なり縁シスチジアが広紡錘状、円錐形または類円筒形で先端が鈍頭で丸い (コロンビア新産種) Campanella elongatispora Singer 【よく似た種との区別】 Neocampanella blastanos 子実体の形態が非常に類似している 本種と異なり子実体が黄色または橙色のことがある Campanella agaricina 本種と異なり傘が帯黄色~橙色 本種より担子胞子のサイズが大きい (コロンビア新産種) Cheimonophyllum candidissimum (Berk. & M.A. Curtis) Singer 【よく似た種との区別】 Marasmiellus spp. 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と皮層の形態が異なる (ボヤカ県新産種) Laccaria fraterna (Sacc.) Pegler 【よく似た種との区別】 Laccaria ohiensis コロンビアに分布する 本種と異なり担子器が2胞子性ではなく4胞子性 (ボヤカ県新産種) Lactifluus gerardii (Peck) Kuntze クロチチダマシ (コロンビア新産種) Marasmiellus bolivarianus Singer (コロンビア新産種) Pluteus chrysophlebius (Berk. & M.A. Curtis) Sacc. キイロヒメベニヒダタケ